今から10年ほど前に舞台鑑賞にはまった時期があった。それまで読書か映画しか知らなかった私には、今、目の前で演じられているという リアルな臨場感 に堪らなく興奮を覚えたのだ。 ノートルダム・ド・パリや髑髏城の七人など有名どころも観たが、それでもや…
まだ30代前半なのに?とよく言われるのだが、年齢関係なくやっておいた方がいいと思うことが、終活である。どうしても終活と聞くと、高齢になってから…というイメージがあるらしい。しかしながら、誰しもいつ死ぬかなんてわからないのだ。明日、何かしらが起…
映画について、ネタバレ交えて綴っていこうと思う。感想なので少々厳しいこともいうが、個人的な戯言であるので許してほしい。 2022年、1本目の映画は「名探偵コナン 緋色の弾丸」だった。正式に言うと、「ゼロの執行人」であったのだが、これは食事をしつつ…
タイトルが気になった。それで手にしたのがこの本だった。 僕が夫に出会うまで (文春文庫) 作者:七崎 良輔 文藝春秋 Amazon 僕が夫に出会うまで 著:七崎 良輔 僕 こと 七崎さんが旦那さんと夫夫(ふうふ)になるまでのおはなし。自分がゲイであると気付き、認…
#赤と青とエスキース #読了 本屋大賞にノミネートされたそうな。 存じ上げずに読んでしまった。 読んだ人それぞれの「エスキース」のイメージを観てみたい。 私には私の「エスキース」があった。 やっぱり青山さん、好きだな
年齢を重ねるごとに1年が過ぎ去るのが早く感じるようになるときく。確かに子どもの頃に感じた1年と、今体感している1年と、確実にはやくなっている気がしている。1日の時間ですら、子どもの頃はもう少しながかったように思うのだが…どういうことか。 早い物…
職場には近隣・遠方問わずあちらこちらからチラシやポスターが届く。大体は美術関係の展示や、セミナーの案内であろうか。それを登録して掲示するのが私の業務の1つであるのだが、たまに心惹かれる広告が届くことがある。今回は近隣で予定もあったので、そち…
実家には1本の檸檬の木がある。今の家に越してきて暫くして、母が庭に埋めたらしい。最初の数年はそこまで実ることもなかったのだが、数年前からは多くの檸檬がなり、母も私も職場で檸檬を配り歩いたものである。一人暮らしをするようになってからも、正月付…
ミニマリストであったりシンプリストであったりと私の生活の指針となるのは、より少なく かつ よりよく生きていたいというものがある。この よりよく生きる というのが大切であって、ただただ断捨離を続ければいいという考えではない。過剰な物を持つことは…
やりたいことが多すぎて、何をしたいのか解らない。やりたいことはあるけれど、何から手をつけていいかが解らず、結局何もできないで、時間だけを浪費する。昨年はそういったことが多かったように思う。反省している。勿論、ただただボーっとする時間という…
かねてより、気になっていたことがある。しかしどうしても踏ん切りが付かずためらっていたこと。それは持っている本を電子化するということである。 私は読書に関することを綴るTwitterアカウントを持っている。俗に読書アカウントとよばれるが、私自身はあ…
以前、2022年の目標を100個あげたが、その中に「21.ダイエットをする」がある。この目標であるが、毎年のように、もうそれは常連かのように顔を見せる厄介な客なのであるが、これが悲しいかな、果たせないでかれこれ10年になる。いや、もっとかもしれない。 …
新年を迎え、仕事始めも過ぎ、ひと段落ついてきたような今日この頃。いかがお過ごしだろうか。私はようやく用事が済んで一息つけている。 新年を迎えて すること はそれぞれあると思う。カレンダーを新調する、下着を新調する、手帳を新調する、などであろう…
もともと、私は片付けができる人間というわけではなかった。むしろ片付けというものが苦手で、所謂「汚部屋」状態だった頃もある。部屋の数か所にブラックホールのようなゴミ溜めが存在し、床に足の踏み場というものはなかった。飲み散らかしたペットボトル…
日本国内から出たことがない私であるので、当然スペインにはいったことがない。スペインと言われて思いつくのは、フラメンコとアンダルシアの向日葵と、そしてシエスタであろうか。シエスタとはスペインの習慣のひとつで、頭をよぎるのは昼寝のことだが実際…
柿くへば 鐘がなるなり 法隆寺 あまりにも有名な、正岡子規の俳句である。 立派な柿の木。法隆寺地域にはあちらこちらに柿の木がある。直売所なんかもある。この柿の木は法起寺のものであるが、この地域で柿の木を見るとやはり読まずにはいられないのだから…
ミニマリストを目指して生きていくというのは、意外と根気がいる。日々の生活で家の中には物が流入し、それをいかにさばいていくか。油断すると物は増える。私にとっての快適な量を越え、自分の手にはおえない数を保有するようになる。そうならないようにす…
春夏秋冬。季節の移ろいで必要となるものは変化する。夏には夏の、冬には冬のものが増減を繰り返す。暑がりであり、寒がりでありという面倒な体質の私であるので「季節専用の物」というのは多い。夏であれば、汗拭きシートや小型扇風機はマストであるし、冬…
先月に名古屋にお邪魔してから、ちょっとした習慣ができた。夜、洗濯物を取り入れるためベランダに出た際に、夜空を見上げることである。その時刻、南向きのベランダからは、目の前には木星が、土星が西側、そして東側に月が輝いて見える。 これは11/18 17:…
31cm。何の数字かご存知だろうか。 31cm~ ヘアドネーションの今を伝え、未来につなぐ~ (株)KuLaScip Amazon 【31cm】 ヘアドネーションをするために最低限必要な髪の長さ。 【ヘアドネーション】 切った髪を寄付すること 寄付された髪の毛から作ったウィッグ…
10月のとある日。名古屋の方にお邪魔した。緊急事態宣言があけたら行きたいと話していた所である。ずっと以前から来たかった場所なのだがやっとこれた…。 それはこちら。名古屋市科学館! www.ncsm.city.nagoya.jp 以前から来たかったきっかけはこの1冊。数…
invert:(…を)逆にする、反対にする、転倒させる、(…を)転回させる invert 城塚翡翠倒叙集 作者:相沢沙呼 講談社 Amazon invert 城塚翡翠倒叙集 著:相沢沙呼 何をいってもネタバレになってしまいそうで、読了ツイートができないというのがこの翡翠ち…
以前、伊与原新さんの「八月の銀の雪」を読んだ。一見、意味の解らないタイトルだが内容を読み進めると そういうことなのかと納得させられる そんなタイトルだった。私は理科や化学といったものがてんでだめで、学生の頃に全くといっていいほど勉強してこな…
読み終えたのは9月の暮れであるので、もうすぐ一月程経過してしまうのだが、今更ながらネタバレ交えて感想を綴っていこうと思う。 夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫) 作者:森見 登美彦 KADOKAWA Amazon 夜は短し歩けよ乙女 著:森見登美彦 そもそも私が初めて森…
映画に関しては、観た映画全てをここで記録しているわけではないし、複数の感想をまとめることが多いので「映画 ④」と順番を付けてきたのだが、もう4つ目の記事になるらしい。三日坊主の私なので、こうして何かを継続していられるのはいい方向に向かっている…
昨日、鎌倉うずまき案内所を読み終えて、過去の鎌倉旅行に想いを馳せてみた。以前、沖縄旅行を回想したものをかいたので、今回は鎌倉・北鎌倉・江の島あたりを旅行した際のことを思い出してみたいと思う。 鎌倉うずまき案内所 (宝島社文庫) 作者:青山 美智子…
小さいころからうずまきを見ているとなんとなく不安になることがある。螺旋階段であったり、どこまでもぐるぐると続くものを見ていると、飲み込まれてしまいそうになって怖いのだ。 昔、理髪店の前には赤白青の回転看板があった。それぞれの色が登っていくよ…
9/4、AD-LIVE'21のライブビューイングを観てきた。東京で行われているイベントであったので、できれば東京まで遠征して生で世界観を味わいたかったのだが、それは残念なことにかなわなかった。私が参加した回は総合プロデューサーとして鈴村健一さん、そして…
この夏は(まだ暑い日が続くが)旅行らしい旅行にいくことは叶わなかった。これは時世的に致し方なく、誰しもが抱いている嘆きのようなものであるので、声を大にしていうほどのものでもないのだが…やはり旅行に行けないのはさみしい。自分が知らないどこかに…
ココアが好きだ。ミルクをいれたものも、豆乳をいれたものも、シンプルにココアだけのものも。できればホットココアがいい。暖かくて、香りまで甘くて、ほっこりする。 夏場によく飲むのは氷紅茶であるが、冬になるともっぱらホットココアになる。我が家には…