より よく 生きる

よりよく生きるために

より よく・奈良

私は大阪で生まれ、奈良で育った。今も奈良県に在住し奈良県にて働いている。

 

大学の間は大阪に通い、司書資格を取るために大阪に3か月程住んでいたことはあるが、やはり私は今 奈良にいる。だからといって昔からこの奈良という地が好きだったか、と言われるとそうではない。

奈良県というのは「掘れば何かしら出てくるから、建物を建てようとするな」と冗談でいうくらい、歴史的価値のあるものが多い。しかしながら、大阪などに比べると当然田舎であって何もない。田と家ばかりなのである。ただそれは私が知ろうとしなかっただけで奈良にも娯楽施設であったり、面白いものというのはたくさんある。都会のような便利さは確かにないかもしれないが奈良には奈良のよさがある、当時の私にはただの田舎というふうにしか映らなかったというだけなのだ。

 

そんな私が奈良県に愛着をもつようになったのは、KinKi Kids堂本剛さんの影響である。彼の出身地が奈良であることは有名なことで、様々な媒体で奈良について語っている。もともと私はKinKi Kidsのファンであって、母方の伯母に連れられコンサートに行ったことが数回ある。もちろんソロ参加したこともある。初めてのコンサートは9歳の冬、確かクリスマスイヴだった。歌で人を感動させることができるのか、そんな人がいるのかと「ボクの背中に羽根がある」という曲を聴きながら涙した。それから20年数年、付かず離れずの距離を保っていて、私にとってKinKiとはもう当たり前の存在なのだ。

 

6年ほど前にそのKinKi熱が爆発したことがある。普段買っていない雑誌を買ったり、過去の諸々を収集したり。ライブDVDとCDしか購入していなかったのだが、急に全てがKinKi一色になったのだ。ちなみに今は安定して、日常として音楽を聴くしCDも購入しているが、雑誌などすべての媒体を追うことはしていない。

その際に、剛さんが奈良でめぐった店、場所を聖地巡礼のように巡るようになり、いつの間にか奈良に愛着をもつようになった。とくにならまちへの愛着は年々ふくらみ、数か月に1度は訪れている。

 

仕事先を探すときも大阪をすすめられるのだが、どうしても私は県を越えようとは思えない。奈良県で働き、奈良県で暮らしたいのだ。地元愛というものだろうか。はたまた、剛さんへの愛情表現なのだろうか…。推しの生まれ育った町(厳密には県だが)で働き暮らす。なんという推事(おしごと)だろうか。ただ奈良県であれば市町村は特にこだわりがないため、あちらこちらに出没している。

 

友人と会う場所もならまちのあたりが多い。昨日は中川政七商店に行ってきた。以前から訪れていたお店が鹿猿狐ビルヂングとして生まれ変わったのだ。以前にも一度訪れているのだが、その時はとくに買い物や飲食をするわけではなく、さら~と見ただけであったため、友人と訪れることにした。

鹿猿狐ビルヂング|中川政七商店 奈良本店


今までショップは使用していたが茶論(サロン)には入ったことがなかった。追加して、私は店でかき氷を頂いたことがない。祭りの出店や幼少の頃自宅で食べたくらいである。

初(ちょっと高級な) かき氷!
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練乳がかかっているのだが、くどくはなくパクパクといける。何より暑さと湿度が結構だったので、氷の冷たさと、少しだけゆったりと通る風が心地よかった。


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案内されたのは窓際の席で、庭を楽しみながら頂くことができた。


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一枚の絵のような素敵な庭。

涼し気である。

 

よく私が奈良を表現するときにいうのが「京都は雅でキラキラしてて繊細なところで、奈良はもうどっしりしてて苔むしてて落ち着くところ」といったもの。奈良は何処とも緑が多く、広々としていて、あとは何にしても大仏様のどっしりとしたイメージが奈良なのである。奈良県民であるので ちょっとしたおでかけ は大阪か京都であるが、どちらも私には遊びにいくところ、であって腰を据えるところとはならなかった。どちらも遊びにいくには楽しく大好きなところである。例のウィルスのせいで京都には長く行けていない。行きたい…。

 
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 私がいつも贈答品を買う時に立ち寄るのがこの傳というお店。金平糖が売っているお店なのだが、季節の金平糖が可愛くて仕方ない。とくに水色のラムネと黄緑色のメロンソーダ金平糖。色も形もとてつもなく可愛い。翡翠という名前のつけられた3つのセットであるのだが、もうなんというか全力で私の 好き を刺激してくるところが傳さんなのである。


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先に紹介した鹿猿狐ビルなのだがざっくりと間取りを説明すると中川政七商店 が鹿、飲食店「㐂つね」が狐、「猿田彦珈琲」が猿であって大きくその3店舗のエリアがあり、ビルの3階には「JIRIN」というコワーキングスペースもある。現代的だとしみじみした。

茶論は中川政七商店のエリア、そこから傳まで移動して、また猿田彦珈琲に戻ってきた。どれだけ好きなのだと突っ込まれそうであるが、1日で2店舗制覇した。狐はまた次回伺おうと思う。そんな訳で猿田彦珈琲でアイスティー(和三盆アイスのせ)を頂き、そちらでゆっくりと過ごした。

 

昨日共にしてくれたのが私にとって唯一の友人といえる彼女であって、9月末までは忙しくされそうなので落ち着いたらまた出かけたいと思う。そのころまでに緊急事態宣言などが解除されていれば、大阪や京都まで足を運びたいと思う。彼女と以前はなしたカワウソカフェなるものにはまだ行けていないのだ。合計して4時間ほど身の回りのこと、お互いの仕事やパートナー、これからのことや普段疑問に思うこと、そして読書のことなどネタに尽きない。これからもこの関係を大事にしていけたらいいと思う。

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ちなみにお夕飯に頂いたのは、たなか さんにて購入した柿の葉寿司。左から、サバ・シャケ・タイ・アナゴである。どれも美味であった。アナゴが特に美味だった…また買いに行こうと思う。あとTwitterでお勧めいただいたゐざさも今度頂きたいものである。

 

奈良にうまいもんなし というが、柿の葉寿司は美味であるし、瓜の奈良漬けなども店によっては結構美味であるし、酒も春鹿などが有名である。奈良にも結構うまいもんありなのだ。