より よく 生きる

よりよく生きるために

より よく・映画④

映画に関しては、観た映画全てをここで記録しているわけではないし、複数の感想をまとめることが多いので「映画 ④」と順番を付けてきたのだが、もう4つ目の記事になるらしい。三日坊主の私なので、こうして何かを継続していられるのはいい方向に向かっていると思う。今回もネタバレ交えて感想なりなんなりを綴っていこうと思う。

今回観た映画はまず「ドクター・ドリトル」

ドクター・ドリトル (吹替版)

ドクター・ドリトル (吹替版)

  • ロバート・ダウニー・Jr
Amazon

ドクター・ドリトルといえば、エディ・マーフィが演じていた映画を思い浮かべるひとが多いのではないだろうか…いや、年齢によるのかもしれない。私は エディ・マーフィのドクター・ドリトルをちゃんと観たことはない。たぶん金ロー的な何かでちらっと観た 巣ごもり(冬眠?)しようとしているクマ(グリズリー?)と何やら会話していたワンシーンだけが記憶に残っている。

今作ではドリトル先生の役を ロバート・ダウニー・Jrが演じている。ダウニーJrといえば吹き替えをされていた藤原啓治さんが熱い。このドクター・ドリトルは藤原啓治さんの遺作となった作品でずっと観るかどうかで悩んでいたのだ。観てしまったら 終わってしまうような感じがして寂しいのだ、もう会えないのだと認めてしまうようなそんな気がしていた。これと同じ感じで物語の最終話だけ観ない…ということをよくしてしまう。物語が完結してしまうと、その世界が終わってしまうように感じる。それでいつか観よう観ようでウォッチリストにあるそれを観れないでいた。

そのため、この作品のストーリーが気になってみるというよりはキャスティングが気になってみる、といって間違いないのだ。藤原啓治さん以外にもシロクマの役を中村悠一さん、ゴリラの役を小野大輔さん、大塚芳忠さん、大塚明夫さん…そうそうたるメンバーである。端役までも豪華キャストであるので、私は歓喜するほかない。

内容に関しては、私は原作を読んでいないのでなんとも言えないのだが、ギャグ要素が多めで軽~く観るには申し分ないストーリーだった。ただ字幕でも観るか?と問われるとたぶん観ない。このキャストであるので観た。そしてよかった。

 

もう一作、「夜は短し歩けよ乙女」。尊敬している森見登美彦さんが原作を書かれている小説のアニメーション映画化である。

久々に森見さんの本が読みたくなり、アニメ化されると軽く耳にした「四畳半タイムマシンブルース」を読もうかと本を開いた。すると、別に原案があると言うではないか。森見さんの世界をふんだんに楽しむには、それもぜひ観てから小説を読みたい。と、アマゾンビデオで捜索すると、上野樹里さんがヒロインとして出演している映画があるらしい。ほう、400円ならば観てみようか…と画面を見ていたら、現れてしまったのがこの「夜は短し歩けよ乙女」だった。そういえば、劇場でみたきり DVDを観ていなかったような気がする。いや、観たかもしれない。どちらにせよ、何度見てもいいじゃないか。330円で1週間レンタルができるらしい。ポチるしかない。

最初、劇場で観た時の感想は「好みがはっきりとわかれる作品だろうな」ということだった。もともと森見さんの世界観というのは独特で、森見さんのジャンルは何?と聞かれるとファンタジーという言葉に収まるのか、はたまた別の何かがあるのかもしれなくて、「森見ワールド」としか回答のしようがない。好きな人はとことん好きになる、というかクセになる世界観だと思っている。その上に輪をかけてクセが主張してきた映画であるな、という印象が強い。構成は原作とは異なる点が多いが、演出、絵、音響、脚本、あちらこちらにこだわりが張り巡らされているようで、ところどころ意味不明なところもあってそれがまた面白く感じてしまうのであるから不思議である。つられて四畳半神話大系も数話観てみた。当然、これもすでに観ていたのだが、また繰り返しみても面白い。クセ全開で淡々と走り抜ける浅沼さんがすごいとしか言いようがない。森見ワールドが広がれば広がるほど、京都の夜は混沌としていくのかもしれない。

 

そういえば、作中に出てくる猫ラーメンはいつの間にか閉店していたらしい。結局いけずじまいであった。残念である。

 

四畳半タイムマシンブルースを観る前に、久々に夜は短しを読みたい気分である。あぁでも四畳半神話大系も読みたい。どうして森見登美彦さんの作品はこうも「読みたい」という欲求を刺激してくるのか。中毒性が高いな。